むかしむかし、PC98というパソコンがあって、DOSからWINDOWSに移行するくらいの時代にSTUDIO B-ROOMというエロゲメーカーがありました。
そこが出した『殻の中の小鳥』というゲームがありまして、おっさんの中では『同級生』と並んで、とてもとても心に残るゲームなんですよ。
厳密にはメーカーは違うんですが、のちに独立をして続編の『雛鳥の囀り』というのを出していますが、おっさんとしては『殻の中の小鳥』が好きでした。
今やるとバグもひどくUIやゲームシステムもお世辞にも良いとは言えず、下手すると糞ゲーに近いかもしれませんが、当時はそんなんばっかだったし、何より雰囲気がとてもとても好きでした。
詳しい内容はwikiにぶん投げるとして、あの頃はいろいろ制約があった分、そしていろいろと緩かった分、何より自分自身が若かった分、今とは違う感じでゲームを楽しんでいた気がします。
今やったら投げるだろうなぁ。
個人的に、このゲームの雰囲気は唯一無二ではあったのですが、ここのメーカーはいかんせんリリースが遅く、変な事にもチャレンジしていて、個人的にはこのシリーズだけ作ってろと思っていたんですが、あんまり出てくれませんでした。
リメイクの話もあったようですが、結構前に社長兼シナリオライターの方が亡くなられて、すでに会社もなくなっているようです。
ゲーム的にエンドはあるんだけども、なんか続きそうな雰囲気もあったんですよね。
そういう意味ではきちんと終わらせて欲しかった。
今の時代なら、エロゲの良いシナリオライターはラノベでワンチャンあるので、そっちに行っても面白かったような気もします。
丸戸氏とか竹井氏とか、作風は全然違うけど。
で、なんで急にそんなことを書いたかというと、この原画の人がさり気にエロ漫画雑誌にちょこちょこ書いていて単行本が出ていると知ったからです。
同人誌を出してるのは知ってたけど、雑誌は知らんかった。
最近はあんまりそういう所にアンテナ張ってないしね。
かなり昔にも雑誌に載っていたのは知っていたけど、そっちは無理っぽいかなぁ。
そういえば上に書いた『同級生』も原画を変えて出るみたいですね。
春くらいにwin版買ってたわ糞が。
個人的にはこれはこれでアリかなと思っていましたが、比較するとやっぱアレですね。
エルフつながりで坂上氏とかさめだ氏の方が良かったんじゃないかな。
でも変なアプリゲーよかマシか。
まぁなんにせよこの調子で、遺作とワーズワースもリメイクしてくんないかな。
遺作は今やるとちょっと短いから、3作セットでも良いですよ。
とりあえずはお布施で買うとします。やるかどうかは不明ですが、積みゲーはこれだけでも無いですしね。
そんな感じの昔話でした。